羽田八幡宮文庫址と一五の市
ちぎり142                                  羽田八幡宮MAP
まちかど 拝見! 花田校区
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羽田八幡宮の参道と境内には、一と五のつく日に市がたつ。
近郷でとれた野菜や果物・魚から、花、洋服・靴まで、百以上の店が並び、多くの人でにぎわう。
この参道横には、羽田八幡宮の神官羽田野敬雄が開いた羽田八幡宮文庫址がある。
今ではひっそりとしているが、往時にはたくさんの若者がここで学問に励んだという。
管理する山内さんは、現状のまま保存されることを願っている。

平成9年10月取材   (豊橋市花田町にて) 
hadabun3.jpg/一五の市
取材に行って

花田小学校に赴任した以上,校区の文化遺産を紹介するのは当然だ。
しかし,私の参考にした書籍には羽田八幡宮文庫址の写真は門のところしか写っていなかった。
果たして,どれたけ遺構が残っているのだろうか。
ある日,となりの学級が,家庭科の授業で「一五の市」を見学にでかけた。
見学から帰ってきたF先生の話を聞いて,「よしこれだ。今度の市に行ってみよう。」 とひらめいた。
「一五の市」を取材した数日後,今度は市のない日曜日にカメラを片手に,
文庫址の門の周りをふらふらしていると,
なんと幸運なことに,山内さんに会うことができた。
山内さんは,現存する文庫址の建物内に案内してくださった。
 
「校区にこんなにすばらしい文化財が残っているんだ。」
花田校区の歴史を感じた。

羽田野敬雄の略年表, 羽田八幡宮文庫址の庭

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